佐賀錦は西暦1810年頃、肥前鹿島の藩主、鍋島家の御室が網代天井を見て、織物にすることを発案した、当時は組綾と称された鍋島家・大奥の手芸品として盛んに行われました。『佐賀錦は金銀漆の本箔を経糸に、絹糸を緯糸に使い綾なす織物』 明治初期には、その高価な織物も世間から姿を消し根絶の危機を迎えましたが、現代の復興努力で今なお、その時代の優美なる贅を尽くした姿を継承されております。 皆様には是非、この本物の品質をお届けしたいと存じます。 現行品では拝見できない、西陣・川上織物さんとの共同作品です。本当に夢の意匠、夢の帯でございます。 留袖、色無地、訪問着、付け下げ、小紋、お振袖以外をすべて網羅できる素晴らしい鴛鴦千波文です。
一度着用程度の綺麗な状態です。
*画像の通り気箱に破損がございます。ご理解を頂きますようにお願いいたします。

●御仕立上り ● used品 ●正絹 ●長さ約4.4m・幅約31cm
(*袋帯の長さにつきまして・・・一般的な現行品の長さ4.4mを基準に記載いたしております)