ひなや謹製金華山織
金華山織とはビロード織の一種です。
経糸に地組織を作る地経と輪奈を作る毛経の二種を用意しそれぞれ別の経巻具に輪奈の長さにより毛経を加減し地経より長く平糸で経糸を織入れてから毛経を引き上げ銅線を通して緯糸を織入れます。
この作業を永遠と繰り返します。
出来上がったふわふわと盛り上がる風合いが錦秋の金華山のようであると言うことから名つけられています。
上杉謙信着用のマントは室町時代に南蛮紅毛船の西欧の文中には宣教師、ルイス・フロイスが信長に贈ったと言われ[赤地牡丹唐草ビロード洋套]でその縁には見事な輪奈織が配されています。
また画像に見えるシルクモール糸は16世紀のインドムガール王朝時代に盛に製織された天鵞絨織に用いられた糸。 ムガールが変化し[モール]と呼ばれるようになったと伝わります。
裏面にはなんとも落ち着きの利いた網代格子を重厚に織りなした意匠です。
単調な文様になるほど意匠の高さがハッキリと表されることも本帯をご覧いただくとご納得いただけるのではないでしょうか。
風雅な金華山・両面帯をぜひ受け継いでいただきたいと思います。
吉祥文様を代表する”宝尽し紋” コレクションとしてご提案させていただきます。
(シーン対応) 結婚式 入学式 卒業式 入園式 卒園式 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り ●新古品 ●正絹 ●長さ約4,4m・幅約31cm
(*袋帯の長さにつきまして・・・一般的な現行品の長さ4,4mを基準に記載いたしております)
※モニターの発色具合によって実際のものと色が異なる場合があります。【リユース品・一点物(着物・帯)にご理解をお願い致します】
(*当店のリユース商品は、お客様のご都合によるお届け後のご返品はご容赦の程宜しくお願い申し上げます)
販売価格 |
23,000円(内税)
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型番 |
3276-2 |