じゅらく帝王紫 黄皇糸 すくい織 波間に菊花宝尽し文
海の自然が生み出す特別な染料、帝王紫。
神秘に満ちたその紫は古代から愛され続ける不変たる染色です。
日本ではアクキガイ科の巻貝から採れる染料でオリエント文明の時代、今から3000年以上前に既に存在したとされる染色です。
その鮮やかで堅牢性に富む紫は、一粒の貝から極わずかしか採取できない染料である事から古代エジプト、ローマ帝国など、クレオパトラ等、皇貴族が権力の象徴として選び装ったという歴史的な染色です。
一説には1ｇの染料を採取するにあたり約一万個の貝が必要とされたと言う事です。
日本の帝王紫は諸外国では”ロイヤルパープル”と呼ばれ国内外問わずその神秘的な紫に人々は魅了され続けています。
凛と輝く帝王紫糸が目に鮮やかに飛び込んでまいります。
静かで神秘的な紫にしばし目を凝らして見入ってしまう、そんな美しさですね。
更に黄皇糸と言う希少種の黄金糸を取り入れて文様に織りなしています。
繊細に輝く黄皇糸は黄色でも金色でもなく目に穏やかに馴染むとても不思議で高貴な色糸です。
自然界が育んだこの2種の糸をじゅらくさんが高度な技術を駆使し織り上げた一条。
真夏以外の3シーズンお召いただける事もお勧めのポイントです。
ずっと先までご自身の装いを引き立ててくれるそんなパワーのある衣として是非コレクションに加えてみられませんか。
カジュアルに傾かき過ぎないクラス感を求めたお洒落帯。 まずは小紋や紬などからいかがでしょうか。
一度着用程度の綺麗な状態です。
（シーン対応）
カジュアル 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り ●ユーズド品 ●正絹 ●長さ約4，4ｍ・幅約31ｃｍ
（＊袋帯の長さにつきまして・・・一般的な現行品の長さ4，4ｍを基準に記載いたしております）
