国選定無形文化財・現代の名工/卓越技能者阿波藍師・19代 佐藤昭人作 藍染め
灰汁醗酵健本藍染め・阿波藍師・現代の名工佐藤昭人/の本藍染め作品。
国選定・藍製造技術無形文化財保持者の佐藤昭人氏、は先祖代々藍を作り続ける十九代目の藍師、「天然藍染料・すくも」を使用した天然灰汁発酵建本藍染技術保持者です。
阿波藍製造技術無形文化財や卓越技術者「現代の名工」にも指定されており、藍を知り尽くす、“神の手”として日本における藍の伝統文化を担っておられます。
天然染料の藍染は2つと同じものは出来上がりません。 ご自身だけの藍染めとしてこの先ずっと大切にお楽しみ頂ける作品。
友禅文様でもある花鳥図と共に七宝、亀甲文様が配されています。
古来七宝文様は仏教用語では「金、銀、水晶、瑠璃、瑪瑙、珊瑚、しゃこ」の七つの宝を意味し希少な財宝を表しまた
円満や調和と言う縁の世界も表現いたします。
また亀甲文様には長寿や福徳の意味も込められています。
どこから拝見しましてもその表情がふっと変化するような藍の不思議な力を感じます。
作品力と言う観点で御覧いただきたい壮大な藍のもつ美しさ。ぜひご自身で装ってみられませんか。
代々受け継いで頂きたい一条としてお薦めさせていただきます。
氏の功績とご経歴を下記へご紹介しておりますので合わせて御覧ください。
日本薬理学会名誉会員東洋医学会評議員医学博士大著『長生き随談』より/ すばらしき藍
藍は東洋医学分野では古来、解毒の妙薬として知られフグの毒にも用いられました。 また藍を染料用に加工したスクモは隔えつ、現在で言う、胃がん、食道がん、のクスとしても用いられ、結核、の薬にも使われた記録もあります。
昔の人は野山で虫などに刺されると野生の藍葉を揉んで藍汁をつけました。被布病の妙薬でもあり、殺菌、防虫効能をもつ藍の着物には虫は付きません。古来から藍染が多様に用いられたのは単に青色の美しさだけではなく健康保持の役割を果たすことを古人が知っていたからでしょう。。 省略。
●「新古品とは」
反物から御誂えされた後、一度もお召になられていない(しつけ糸付き)の未使用状態です。
肩山総丈165cm(5cm程でます)・裄丈66.1cm(3cm程でます)・袖丈48.5cm(4cm程でます)・前幅24cm・後幅30cm