千切屋さん、一度はそのお名前を聞かれたことがあるのではないでしょうか。
創業、弘治元年(1555年)までさかのぼります。
西村与三衛門氏が千切屋の号で法衣商発して以来、続く京の名門家です。
当時千切屋百軒といわれたほど栄え、京都の三条通りと室町通りが交差する四つ辻あたりには、大店を誇った千切屋の家々が立ち並びそれぞれの壁が赤、黄、青、黒、白の五色に塗り分けられていたこと、またこの地に集まる染物の美しさから「五色の辻」とも呼ばれていました。
その中で連綿と受け継がれる「千切屋 吉右衛門」作品をご紹介いたします。
美しく彩られた文様の一つ一つに京好みの美しい世界観が御覧頂けるかと思います。
公家の文化に拝見するその雅な雰囲気は一目で高い気質をご理解頂けるのではないでしょうか。
千切屋さんが継承される素晴らしい世界観をこの一枚でご堪能頂けるかと思います。
構図、下絵、箔使い、刺繍、本加工の全行程に至って吟味された職人さんの繊細な手仕事がうかがえます。静かな文様その一つ一つの手仕事に”力”が込められた正に作品と呼べる一条。
一生物の訪問着として是非いかがでしょうか。
当時から一般店では拝見することができない展示会や百貨店さんでのお取り扱い品です。
クリーニング済の綺麗な状態です。
(シーン対応)
結婚式 入学式 卒業式 入園式 卒園式 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り ●ユーズド品 ●正絹 ●袷
肩山総丈168cm・裄丈678cm(1cm程でます)・袖丈49cm・前幅25cm・後幅30cm