日本の浴衣を代名詞する東京 老舗竺仙さんの絹紅梅です。
天保13年(1842年)より脈々と受け継がれる伝統染織の高い品質はご周知の通りです。本染の高い美意識が作り成す正に一枚の作品です。
大量生産が進む呉服事情のなかでやはり本物志向の一品としてご紹介できる夏の特選品です。
紅梅とは格子状の凸凹織りを紅梅織と呼び格子の升目部分は太綿糸で構成されています。
細い糸の間に太い糸を織り込み、太さの異なる糸を経糸と緯糸に使うことで、規則的な格子状の凹凸を作り出しています。
凸凹(勾配)の段差が付くことから、さらに紅梅(こうばい)よ呼ばれるようになったとされています。
一色染で大きな花びらを広げた乱菊文様が染められています。
紅梅の醍醐味は小紋としても、浴衣としてもお召いただけるところです。
絹紅梅の高い風合いをお楽しみ頂けます。
使用感なく綺麗な状態です。
●御仕立上り●ユーズド品●絹紅梅(絹85%綿15%)●単衣●バチ襟
肩山総丈163cmcm(5cm程でます)・裄丈67cm(1cm程でます)・袖丈49cm・前幅24.5cm・後幅29.5cm