高貴な公家文化の衣裳を見ているような優雅な紋意匠唐織。
岸上純平氏の世界観が装いの中に広がります。
上品な色使いでぼかし染を施し絵羽を作り、更に文様に金彩を乗せた特徴的な文様を配しています。
物静かでありながら全体から醸し出される優雅さは京好みの公家文化が基礎となっているのではないでしょうか。
画像では一方からしか見えませんので文様が静かに浮き沈みする様子は格別です。
一度お召ですが綺麗な状態です。
■氏の言葉より・・・今までの長い着物創作活動を通じ、数年前から自分の作り出す着物を洋服として考えて見たらと深く考えるようになりました。
着物以上に自由でエレガントな作品が生まれるのではないだろうか?試行錯誤の中から個性的で高級感のある日本の伝統を引き継ぐ美しいオートクチュールが生まれたと確信しています。
染色家[岸上 純平]
京都工芸家協会 名誉会長 等
1947年 徳島に生まれ
1968年 京都芸術大学西洋学科に入学
1973年 染色家 木下茂森氏に師事
チーフデザイナーとして現代着物の製作にあたる
1977年 染工房「万望」を設立
1984年 京都在住の染色家グループ「秋桜」を創立
第一回個展を京都府伝統産業館で開催 その後、全国にて個展を開く1996年 京都工芸家協会 会長就任
2005年 京都工芸家協会 名誉会長就任
2007年 着物を現代洋服にとブランド「風遊月」の デザインを手がける
(シーン対応)
結婚式 入学式 卒業式 入園式 卒園式 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り●ユーズド品●袷
肩山総丈165cm(2cm程でます)・裄丈67cm(1cm程でます)・袖丈49cm・前幅24.5cm・後幅30cm