京の友禅を語る中で、まずお声に上がる、京友禅染作家、松井青々氏。
卓越の染織をご覧頂け紋付小紋と言うお着物でご紹介しています。
紋付小紋の用途は案外と広く無地を敬遠なさる方にも御召になられる機会は多いのではないでしょうか。
例えば目上の方とのご同席、社会性の高いお集り、父母会、発表会、お茶会など日常の中にも沢山ございます。
氏の功績はあまりにも有名で幼少の頃から友禅を肌に感じ成長を遂げた真なる技術力をご実感いただけるかと思います。
シボ感のある極上の地を用いあえて無地の蒔き糊染めに仕上げた贅沢な衣です。文様がない分、繊細な蒔き糊染の技術の高さがはっきりと御覧頂けるかと思います。
今後も末長くお手元に置いて頂きたい出番の多くなる氏の作品としてご紹介いたします。
使用感なく綺麗な状態です。
<<松井青々>>
■昭和7年4月1日 松井新太郎の長男として誕生。
■昭和26年 京都市立芸術大学日本画科入学(榊原紫峰・斧竹僑・徳岡神泉・上村松篁 等に師事す。
■昭和29年 創画会に初入選・日本画家として活躍
■昭和30年 芸術大作品展に卒業制作【街】を出品、受賞・買上げとなる。この頃より斬新な独自の京友禅の創造を始める
■昭和64年京友禅の一切の技術修習得し【二代目 青々】を襲名
■平成元年 日本着物祭りにて、通産大臣賞を受賞
■新技術作品【萌芽】を新工房で完成させ好評を得る
■平成12年 染織活動と日本画に専念し工芸家として飛躍を大きく博する
(シーン対応)結婚式 入学式 卒業式 入園式 卒園式 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り●ユーズド品●正絹●袷●家紋;雪輪に覗木瓜
肩山総丈165.5cm・裄丈66cm(2cm程でます)・袖丈49cm(2cm程でます)・前幅24cm・後幅29.5cm