西陣織の老舗、あらいそさんの織紋名古屋帯をご紹介いたします。
日本の伝統をを今に伝承する『名物裂』。その文様は古来、茶人や伝統芸能者の中で不変に愛され続けてきた紋様です。
名物列とは鎌倉時代から江戸時代にかけて主に中国との貿易により日本に伝来した珍しい裂であります。
当時の日本では織物の技術はまだまだ発達しておらずこれらの裂を宝物のように大切にし名物茶入に仕覆や名物書画の表装に使用し後にはその裂そのものが名物裂と呼ばれるようになりました。
また各裂は所有者や茶入名前などから一品づつ名称が与えられ茶人の選択を経た秀品が後世に伝えられたものです。
悠久の時を経ても尚色褪せないその高い気質を是非、一本お勧めしたいと思います。
繊細で陶器の様な意匠は格をもった装い、きちんと感のある装いが叶います。
名古屋帯でこのクラス感を求めるとなるとお勧めできる機屋さんも極わずかです。
茶席にも用いる事のできる箔織は過美を避け、落ち着きと情緒あるお姿を作り上げていただけます。
西陣あらいそさんの素晴らしい織紋。ぜひこの機会にお勧めしたいと思います。
(シーン対応)
結婚式 入学式 卒業式 入園式 卒園式 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●「新古品とは」
反物から御誂えされた後、一度もお召になられていない(しつけ糸付き)の未使用状態です。
●御仕立上り ●新古品 ●正絹 ●長さ約3.63m・幅約30.5cm