季節を装うという素晴らしい日本の着物の習慣を象徴するような夏の衣です。
8月中旬から9月末頃に開花する葛の花を描いた夏の訪問着です。
葡萄の様な甘い香りが特徴で甘美な女性らしさを花に託し描き上げた作品です。
季節物の衣は1枚で長くお召いただける品質をお勧めしています。
帯次第で様々なシーンに対応できる夏らしい涼やかな文様を選んでみました。
暑い夏の日にお会いになられる方にも清涼感を誘う自然な絵図にほっとした気持ちになっていただけるのではないでしょうか。
過美を控えた気負い過ぎないお姿が演出いただけます。
さりげなく置かれた一色一色の染料がもつ爽やかさがとても印象的です。
秋を持ち遠しく想う植物の姿に涼をいただく、そんな素敵なお出かけ着にしていただけるかと思っています。
程よくそっとお柄の縁に置かれた銀彩は水気をおびた美しい植物の生命力を表現したような様子が垣間見える作品ですね。
生地の良さもどうぞご覧くださいませ。
しっかりとした経絽の地は薄物に心配される耐久性も兼ね備えています。お出かけの赴きによって帯合わせをお楽しみ下さい。
(シーン対応)結婚式 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り●新品●正絹●単衣/絽●居敷当て
肩山総丈163cm(5cm程でます)・裄丈66.8cm(1cm程でます)・袖丈49cm・前幅25cm・後幅31cm