繭から大切に育まれた日本の糸。
座繰の繊細な糸は自然な風合いと着心地の良さでお勧めしたい作品です。
手挽きから座繰り、そして近代製糸へ と絹糸造りは進化してまいりました。
座繰製糸(ざぐりせいし)方法とは繭を煮て糸を取り出し、取り出した糸を歯車仕掛けの枠に人の手に撚り巻き取り作業を行いじっくりと作り出される工法です。
江戸時代から明治時期にかけて日本では盛んにおこなわれてきました。
機械化が進む中で古来より伝承される方法をあえて選び制作されたその糸に生糸本来の質感をじっくりとお感じ頂きたいと思います。
丁寧に手絞りで文様を成した孔雀文様が神秘的ですね。
カジュアルに差がつく素材からこだわった九寸名古屋帯。
使用感もほぼ座いません。
(シーン対応)
カジュアル パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り ●ユーズド品 ●正絹 ●長さ約3.61m・幅約30.5cm