京都に脈々と続く染織の歴史の中でぜひご紹介させていただきたいブランド(しょうざん 鷹ヶ峰)さんの作品です。
あまたある染織制作の中で京を代表する衣として声が上がるのが(しょうざん 鷹ヶ峰)さんではないでしょうか。
上州赤城山麓で新芽の桑の葉を食べて育った春蚕の玉繭(はるご)だけを使用し座標で手引し糸をこしらえます。繭から厳選され制作された糸は豊かな弾力を生み出します。
その玉糸を生地の経緯に使用して織り上げます。
一種、麻に似たなサラサラとした着心地は温暖化の進む中で重宝いただけるかと思っています。
職人さんの手仕事で丁寧に染め上げた本染めは生涯お召いただける品質かと思います。
移り変わりゆく流行の中にあってもその存在感は変わらず息づいています。
末永くお手元に置いていただきお楽しみ頂ける訪問着としてご紹介させていただきます。
一度着衣用程度の使用感なく綺麗な状態です。
【 しょうざんさん について 】
京都の呉服メーカーさん。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄氏が創業者。
戦後シルクウール着物、お召を開発され日常に便利な着物を提案されました。
後の1970年代以降は”しょうざん”さんのブランド商品となる「しょうざん生紬」を開発され今もその品質は絶賛され続けています。
(シーン対応)カジュアル パーティー 茶道 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り●ユーズド品●正絹●袷●ガード加工
肩山総丈162cm(2cm程でます)・裄丈69.5cm(一杯です)・袖丈49cm・前幅24cm・後幅30cm