京の老舗・しょうざんさんが織出されたクラス感あふれるお洒落帯。
蜘蛛の糸を思わせる特別な細金糸を駆使し文様との重なりを優雅に表現したしょうざんさん特有の意匠です。
雪輪を重ねて織りなしたとても風雅な文様ですね。
雪輪の意味を紐解くととても面白みのある文様でございます。
冬に沢山の雪が降った年は豊作になるという伝承から、雪の文様は豊穣を願う吉祥文様として季節を問わず日本の伝統文様として採用されてまいりました。
また、江戸時代の頃には夏衣や浴衣にはわざと冬の雪文様などあしらい冬の寒さを連想させると言う視覚的に涼を表現したとされています。
日本人の繊細な感性が創り出した”雪輪文様”の意味を知り装いに取り入れて見られてください。
とても軽やかな着心地ですので日常の小紋から取り入れていただけると思います。
また紬や御召し、訪問着、付け下げと広範囲に対応できる品質をもっていますので1本で十二分にお楽しみ頂けると思います。
袷、単衣にご兼用頂けるお勧めの一品です。
(シーン対応)小紋、紬、お召、付け下げ、お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●御仕立上り ●新古品 ●正絹 ●長さ約4,4m・幅約31cm
(*袋帯の長さにつきまして・・・一般的な現行品の長さ4,4mを基準に記載いたしております)