美術染織として名高い螺鈿加工。 その美しさは海の宝石と称され一度装うとその神秘的な輝きに多くの方が魅了されると言われます。
螺鈿の加工は蒔絵装飾などに見られる貝細工であり太古の中国シルクロードを経て、
日本に伝来した装飾技法です。
国内で最も有名なものとしては正倉院宝物として今も厳重に保管されています。
夜光貝や鮑の真珠質を砥石で磨き一定の厚みに揃え文様の形に切込み漆塗面には凹を付け螺鈿をはめこんだり、あるいは生地に貼り付けたりと土台の特製により加工方法が異なります。
光線の当たり具合によって様々な御色に発色いたします。 この作品では特に真珠そのままの白色が印象的です。
お目出度い吉祥文様を代表する宝尽し文様がお太鼓の中心に静かに置かれています。
小紋でのパーティーシーンやお食事、御集りなどから訪問着まで気軽に取り入れていただけます。
きっとお手元にある小紋や紬などお似合いになるお着物があるのではないでしょうか。
(シーン対応)
結婚式 入学式 卒業式 入園式 卒園式 七五三 お宮参り お茶会 パーティー 観劇 芸術鑑賞 など
●「新古品とは」
反物から御誂えされた後、一度もお召になられていない(しつけ糸付き)の未使用状態です。
●御仕立上り ●新古品 ●正絹 ●長さ約4,4m・幅約31cm
(*袋帯の長さにつきまして・・・一般的な現行品の長さ4,4mを基準に記載いたしております)