秋の気配をそろそろ感じる九月も後半、皆様には いかがお過ごしでしょうか 。
さて 今日は いつも 仲良くしていただいている 観世流 松井美樹さんが仕舞いを務められます 【京都 、御香宮神社(蝋燭能)】へ出向いた際の一幕をご紹介します 。

着物で出かける際には 大抵 夜のうちに支度をするのが 私の いつもの事。
母からもらった桐箪笥が二竿、向かって右が単衣用、左が袷用。
この日は 【枡屋高尾】の澄んだ水色の単衣色無地を着用することに決めました。

まだ日中の気温が29°cという9月の23日、悩みに悩み やはり単衣に絽綴れの袋帯を選びました。
帯揚げは秋の月をイメージし黄色の輪出し絞りを。
もちろん 長襦袢は夏物の麻を選びました。
お草履も麻を選びました。

この麻のお草履は【伊と忠 】さんで誂え もう15年ぐらい愛用しています。
毎シーズン職人さんにお手入れして頂きますとこんなに長くもつんですよ 。今では見かけなくなった半ぼかし 染めの麻草履です。 上品でとても大好きです。
扇子は迷って迷って白檀を選びました。

夜の野外の能舞台は神秘的です。
御香宮神社一杯に厳かや音色が響き渡ります。
能の中ても神事能は神様が主役とされる特別な能舞台です。
「幽玄(ゆうげん)」の再現
室町時代に能が誕生した当時、夜間の室内公演はすべて蝋燭の明かりで行われていました。今の時代の様に明るい電気照明下では見えない森羅万象「闇と光」が織りなす妖艶で深遠な世界が見られます。
秋の御香宮神社さん神事能(蝋燭能)は日本でも有名です。
御香宮神社さんから(招待席)をご用意頂き神様のお側で夢のような秋の夜を過ごさせて頂きました。


↑向かって左(三木喜嗣さん)向かって右(伊藤さん)
↓松井美樹さんです。(重要無形文化財総合保持者)



舞台が終わって、観客の女性の方々が(女性の方、かっこよかった~~!)と松井さんの舞に感動されていましたよ。
能の世界で女性と言う存在は日本中に数名しかおられないとお聞きしています。。。
皆様も 是非 京都へお越しの際は御香宮 神社 さんを 訪れてみてください。
安産の神様としても有名で女性の神(神功皇后)様が主祭神です。
そろそろ 10月、冷え込みが出てくる頃ですね 。
皆様にも 季節の変わり目、どうぞご自愛くださいませ。
いつもご贔屓誠にありがとうございます。 皆様のお健やかなること 祈念いたしております。
有限会社一昌/セレクトきもの一昌( 伊藤昌子)





