着物


着物とは日本人が太古の昔より自国の風土、自然の中で育んできた民族衣装です。 海と山に囲まれた日本特有の産物である草木から抽出する天然染料や繊維糸を得て四つの季節の変化の中で、私達の祖先は生活の利便性、日本日人の着物に対する美意識を表現してきました。 平面な布一枚に中でに染め、織り、刺繍など様々な技術と探求を繰り返し意匠をこらし制作されきた技術の継承がなされています。 日常に用いる小紋や紬などの衣を(着物)と呼び、祝儀の日の特別な衣振袖、留袖、訪問着等を(呉服)と呼ぶという習慣がございます。 呉服とは豪華さやお目出度い文様などを追求し意匠を凝らし制作されています。 一見同じように言える着物ですが用途によって呼び名を変えているところも着物と言う大きなくくくりの中の一つです。 四季に合わせて袷(裏地と八掛を付けた形の着物)、単衣(裏地、八掛のない一枚衣)、盛夏衣(絽、紗、羅、上布など)保温性、防寒、通気性や吸湿速乾を重視した天然素材を用いてきました。 外観からは同じように見える着物ですがこのような違いが四季の装いの中で変化しています。 着物は洋服のように曲線で縫い上げる部分が襟と袖以外にはありません。 直線断ち、直線縫いで縫い上げる世界でも類を見ない衣です。

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