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一昌の季節の養生便り~芒種(ぼうしゅ)~ |
いよいよ全国的な梅雨入りとなりましたね。皆様にはお変わりございませんか。 6月5日 田畑に種を蒔くころ。芒(のぎ)のある穀物、稲などの苗植えの時期です。 カマキリが生まれ蛍が飛び交い梅の実が熟してくる頃です。 しとしと雨が降り続き梅雨の始まりですね。 ![]() 私は、今週末に梅仕事に取りかかる予定です。 この時期は、心身に余分な熱がこもりやすく湿気によるだるさや、重さも出やすい時期です。 「湿」をため込まない養生を取り入れてみましょう。 おすすめは、香味野菜をたっぷりと添えたお料理(青じそ・茗荷・生姜・葱・パクチー・ニンニク・山葵)と、利尿作用の効果のあるハトムギ茶やとうもろこしのヒゲ茶を上手に取り入れて体の水の循環を促しましょう。 お蕎麦も適しています。むくみやのぼせ、うつにもよいでしょう。 この時期は薬味たっぷりのお蕎麦も良いかもしれませんね。 ![]() あとは、ゆっくり湯船につかり、しっかりと汗を出しましょう。 半身浴や足浴も有効です。 蒸し暑いからと言ってシャワーだけで済ませるのは逆効果です。汗をかいて発散させましょう。 ![]() とにかく、この時期は何事もため込まないことが大切です。 そして情熱に任せて活動的に動くこと、美術や芸術鑑賞をたのしみ感性を磨いてください。 また迷いがある方もこの時期は決断しやすくなります。 思い切って一歩前に踏み出してみましょう。今は、周りに遠慮する必要はありません。 自分自身の心の声に従って動いてみましょう。 「自由奔放」がキーワードです。 それではまた次回の養生便りで。。。 スタッフ 薬膳食養生専門指導士 国森 |